ついに日本の免許証を取得しました

先週、9か月の試行錯誤の末、やっと日本の運転免許証を手に入れました。

日本で運転免許を取得するのは非常に高く、宿泊コースの場合、2週間もかかり、料金も30万円に達します。

しかし、外国の運転免許を持っている人は、外国免許の切り替えを通じて日本の運転免許を取得することができます。この方法は「外免切替」と呼ばれ、一度の手数料は2550円で、30万円と比べるとかなりお得です。私は国内でも少なくとも2万キロを運転しており、免許を10年以上保有していたので、この方法で免許を取得することを決めました。

外免切替には、まず10問の交通ルールの試験に合格する必要があり、複数の言語で用意されています。この部分は非常に簡単で、基本的に誰も落ちません。その後、運転テストを受ける必要があり、指定されたコースに沿って運転します。合格すれば日本の免許を取得できます。

各地域のコースは異なり、長野のルートは以下のようになっています：

ただし、以下の国/地域の運転免許を持っている場合は、試験を受ける必要はなく、直接免許が交付されます。これらの国以外の免許を持っている場合は、試験を受けることになります。

アイスランド、アイルランド、アメリカ（オハイオ州、オレゴン州、コロラド州、ハワイ州、メリーランド州、ワシントン州、バージニア州の7州に限る）、イギリス、イタリア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、モナコ、ルクセンブルク、台湾

みんな運転経験はあるものの、左ハンドルの国から来た人が多く、日本で重視される細部に不慣れです。そのため、初回で合格する人はほとんどいません。長野では、この試験に不合格になった場合、次は早くても1か月後になります。

また、県によって外免切替ができる場所は一つしかないことが多く、遠くに住んでいて何度も不合格になった場合、本当にエネルギーを消耗することになります。

そのため、私が日本に来たときからこの準備を始めていました。

4月19日に初めての予約を行ったとき、私の日本語はまだ電話を受けるには不十分だったため、通訳を頼んで電話をかけてもらいました。外国人の事務を担当している部署に誰も英語が話せない理由については、日本では非常に一般的なことだと言えます。そして、試験日を5月13日に予約しました。

その後、妻も一緒に試験を受けるべきだと思い、予約を変更しました。二人一緒に受験することになり、試験日は5月21日に変更されました。

5月21日、長野に行って資料を提出し、どのように運転免許を取得したか、どの科目を試験したのかを質問しました。資料審査が終わると、視力検査と交通ルールのテストがあり、これらは全て順調に合格しました。

その後、上の階に案内されて、下のコースについて説明を受け、ルート図をもらい、20分後に運転テストを受けるよう指示されました。

想像できるでしょうが、これは私にとって生まれて初めての右ハンドル車であり、しかもマニュアル車だったので、合格できなかったのは驚きではありませんでした。ルートを覚えていなかったため、試験官に指摘され、その結果反応時間が増え、多くの場合、タイムリーに確認ができませんでした。そして、日本は曲がり角や車線変更時の確認を非常に重視します。妻は国内では運転したことがなかったので、彼女が落ちたのも予想通りでした。

その後、試験官は一人ずつ呼んで、なぜ不合格になったのかを説明しました。そして、次回の試験を予約し、最も早い日付は7月11日でした。

7月11日、運転免許センターに行くと、なんとパスポートを持ってくるのを忘れてしまいました。今回はダメでしたので、8月27日に再度行くことにしました。

帰るときに間違った電車に乗ってしまいました。途中で半山腰の小さな駅に着き、私はその景色がいいなと感心していました。以前はなぜこの景色を見たことがなかったのだろうと。その後、突然気づいたのです：間違った電車に乗ってしまった！私たちは急いで降りました。

調べてみると、この予想外の小駅は意外と有名で、姨捨駅と言います。かつては自然夜景遺産に選ばれたこともありました。

8月27日、再度試験を受けに行きました。今回は停止標識の前で完全に停まらなかったため、試験は中止されました。

9月12日、10月の試験を電話で予約しようとしたのですが、忘れてしまいました。9月16日に再度電話したところ、10月の試験はすでに満員だと言われ、10月15日に再度11月の予約をすることにしました。

10月15日、11月5日の試験を予約しました。しかし、この試験ではなぜか、3日前に運転学校で練習したのに、今回も路肩に乗り上げてしまい、交差点での確認が不足していました。3回目の切替も不合格でした。

そこで、11月19日に次の月の予約をする際、MTを変更しないことを決めました。これまであまりマニュアル車を運転したことがなかったため、運転時にクラッチとシフトレバーに注力する必要がありました。

さらに、計算してみると、運転免許の取得のために半年以上の時間と数万円を費やしています。試験はすべて平日に行われ、電車で往復するにも時間がかかるため、学校の授業を欠席しなければなりませんでした。

ATを先に取得し、後でMTに切り替える場合、約5万円以上が必要です。もし本当にマニュアル車を運転する必要があるなら、そのときに切り替えればよいのですが、今の私には本当にその余裕がありませんでした。

そこで、12月6日にATへの切り替えを要求しました（最初の申請から半年以上経過しているため、今回は資料審査と交通ルールの試験のプロセスを再度通過する必要があります）。この決定は本当に正しかったです。オートマチックは運転が気楽で、試験は非常にスムーズに進み、試験官は最終的に難癖をつけることができませんでした。

試験に合格すると、写真撮影と運転免許証の取得が行われました。同時に、イギリス人とドイツ人の方もいらっしゃいましたが、彼らは全く試験を受ける必要がなく、午後はスマホで遊んで過ごして免許を手に入れました。私と一緒に試験を受けたミャンマー人も4回目の試験だったのですが、やはりMTでした。最後には残念ながら、不合格でした。

私の4回の試験を観察した結果、全体の合格率は非常に低く、一日に受理されるのは約6人で、平均すると1人も合格しない日がほとんどです。そして、発展途上国の人々は、右ハンドル車に触れたことさえなく、直接免許を切り替えることができるのです。ある国のパスポート（実際には運転免許証）が非常に重宝されることには驚かされます。

自動車の運転免許を手に入れた後、次のステップはバイクです。

バイクの運転免許は、一発試験で取得することができますが、合格率は非常に低く、10％程度です。しかし、私は以前国内で2年間500ccのバイクを運転していたため、試験科目にはそれほど問題はありませんが、日本では安全運転の細部に非常に重点が置かれているため、習慣化された外国人はこれで簡単に落ちてしまいます。

長野のバイク試験場は松本にしかなく、行くのに2時間以上かかり、往復8000円の交通費がかかります。見積もると、またも非常に時間とお金を消費する厳しい旅になるでしょう。